「屋根部屋の皇太子2次小説」
それぞれの時

それぞれの時 イ・ガク 6

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「マンボか。なに用だ。」

イ・ガクは決済の手を休めずに問うた。

「世子様。お顔の色もよくお元気そうでなによりでございます。」

「うむ。」

「近頃は食も進まれているようで、皆安堵しておりまする。」

「そうか・・・。そちたちにも心配掛けてすまなかった・・・。

ところで、そんなことを言いに来たのか?」

筆を置いて、訝しそうな顔をした。

「あ、いえ・・・そうでは・・・。

胡蝶は・・・しっかり勤めておりますでしょうか。」

「うむ。まだまだ覚束ないが、一生懸命勤めておるぞ。

父親を早く亡くしたせいか、歳の割には学がないのが玉に瑕ではある。

あのままでは私の娘としては嫁がせられないが、まあ、だんだんマシになるであろう。

割合物覚えは良いようだ。

何を教えてもすぐに吸収するからな。ふふふ・・・」

どうやら、イ・ガクは胡蝶を教育することに楽しみを覚えているらしい。

それで最近はやけに生き生きとなさっているのか・・・。


「胡蝶のことを心配してまいったのか。まあ、そちが探し出してきた女官ゆえな・・・

よき娘だ。心配するな・・・。

ただ・・・」

「ただ・・・?なんでございます?」

「あれは、なかなかに気の強い女子だな。

よくよく言い聞かせられてきたのであろう、普段は神妙にしておるが、どうかすると本性を現しよる。

そんなにいっぺんには覚えられませぬ!などと言い返すことがあるのよ・・・。ちっちっちっ。あれは、いかん。

あれではまるで・・・」(パク・ハのようだ・・・)といいかけて口をつぐんだ。


「そのようにお気に召したのに、嫁がせるのでございますか?

女官長が、早く側室になさればよいのに、と申しておりましたが・・・」

「はあ?あれは、まだ子どもではないか。私はロリコンではない。あれに女は感じぬ。」

ロリコン?世子様、どこでそんな言葉を・・・


「あのように細い腰をして・・・まだ月の物もないであろうが・・・」


細い腰・・・って、ちゃんと見ているじゃん・・・

「とにかく、そういうおつもりならば、少々胡蝶を呼ぶのをお控えくださいませ。

奥にいる間中胡蝶をお呼びになるので、何とかしてくれと女官長から苦情が出ておりまする。

女官としての仕事もあるのに、あれでは胡蝶が食事も満足に摂れないだけでなく、周りのものが嫉妬いたします。
と」

「そうか・・・。食事を摂る暇もなかったか。それはかわいそうなことをした。

気をつけることにしよう。」


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2013年05月29日20:35


お気づきの通り、まったくといっていいほど朝鮮の風習を調べることなく書いておりますので「朝鮮王朝にそういう役職風習はないだろう?!」とお怒りの方もいらっしゃるかと思いますが、阿波の局にはそれだけの能力がないのだ・・・とお許し下されてお読みいただければ・・・と
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