「屋根部屋の皇太子2次小説」
それぞれの時

それぞれの時 ヨン・テヨン 1

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冷たい。寒い・・・。ここは・・・どこ・・・?

水の中・・・?

僕を起こすのは、誰・・・?

テヨン。ヨン・テヨン。
目覚めるのだ。
そなたの無念は、私が晴らした。

私は、そなただ。目覚めるのだ。
私はそなたが目覚めるのをずっと待っておった。
ずっと、ずっと…、長い時間。


無念…?
君は、僕?


…わからない。
頭が痛いよ。
もう少し…眠らせてくれ…。


寒い…。
誰か…、温めて…。


世子様。
どうぞ、いつまでもお健やかに。
私は永久に、あなた様と共におります…。
お慕い申し上げております。


君は、誰?
僕の手に触れたのは、君?


…温かい…。
この手を、…知っている…気がする。


ずっと前…、どこかで…いつだったろう…?
ずっと、ずっとまえ…



白くて、華奢で滑らかな肌をした…手。
いつも私を控えめに見つめていた美しい…瞳。
そなたは…プ…ヨン?



…プヨン?
あの子だ。
綺麗な蝶を追いかけて見たその先にいたかわいい娘。


僕はあの娘と会うはずだった…。

なぜ、逢わなかった?
逢えなかった…?

彼女が来なかった?
いや、違う。
僕が行かなかった…。
行けなかった…。


ボートで従兄さんと諍いになって…海に…落ちた…。


…そうか。
だから水の中に…。


あれからずっとここにいるんだろうか?


…逢いに行かなくちゃ。
あの娘が待っている…。

きっと、待っていてくれる。



…いや、待っていたのは私だ…。
長い長い間…パク・ハを待っていた…。
行こう。
起きなければ…


テヨンの意識は、回復した…。




長い時 ひとりぼっちで 生きてきた
        君だけを求め 待ち続けてきた

ああ君は いつも側に いてくれた
         待たせていたのは 私だったね


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2013年06月03日09:24
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