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「屋根部屋の皇太子2次小説」
それぞれの時 朝鮮にて

それぞれの時 胡蝶 1

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               胡蝶 1


眠ってしまったのね。

何時かしら・・・?

ふう。月の物って大変なのね。こんなのが毎月来るなんて・・・いやになってしまう・・・

でも、これで私も一人前の女になったんだわ。

それにしても、下腹は痛いし、腰はだるいし、頭も痛いし・・・

胡蝶は、もう一度ため息をついた。


その時、部屋の扉が開いた。


「胡蝶、具合はどうじゃ。」

女官長だった。

「あ、女官長さま。はい、休ませていただきましたので、朝よりはずいぶん楽になりました。」


「無理せずとも横になっていてもよいのだぞ。

月のものは、人によっても違う。なんでもないものもおれば、寝込むほど病む者もいる。

私も、若い頃はずいぶん苦労したものよ。

さ、薬湯を飲みなされ。冷めぬうちに。」

「ありがとうございます。」

「世子様自ら調合し煎じて下さった薬湯ぞ。ありがたくいただくが良い。」

「世子様が?」胡蝶は驚いた。

「お命じくだされば、我らがいたしますと申し上げたのだが、どうしてもご自分でなさるとおっしゃって・・・。

胡蝶がずいぶんとお気に召したようだの・・・。」

胡蝶は恥ずかしくて顔を伏せた。

「そのようにお愛しみならば、側室に上げてくださればよいものを・・・」

「いえ、世子様は、私を女子だとご覧になってはいらっしゃいませぬ。

もったいないことではございますが、妹のように、娘のようにかわいがってくださっていられるのです。

側室など・・・とんでもない・・・」

「そうかの・・・

したが、そなたがお勤めに上がってから、世子様は見違えるようにお元気になられたのだぞ・・・。」


「そうそう、世子様のお手紙を預かってきたのじゃ。

忘れては、お叱りを受けるところであった。」

そういいながら、女官長はイ・ガクからの文を差し出した。

「明日も、無理をせずともよいと世子様からじきじきに言われておるゆえ、くれぐれも大事にな。」

「ありがとうございます。」胡蝶は神妙に頭を下げた。


    ------------

世子様からのお手紙・・・

胡蝶は胸が高鳴った。

男性から文をもらうなど、初めてのことだった。

まして、密かに慕う世子からの手紙・・・


「胡蝶・・・。

今日は、そちの顔が見えぬので、なにやら気が抜けたような、つまらぬ一日であった。

せっかく、新しい漢詩を教えようと思っておったのに・・・まあ、よい。

女子とは気苦労の多いものなのだな・・・男には分からぬ。

薬湯を持たせたゆえ、飲むがいい。身体の重だるさが楽になるであろう。

明日も薬湯を造って持たせるゆえ、無理をするでないぞ。わかったな。

そちのつらそうな顔など見たくはないから、すっかり元気になるまで私の前に来るでないぞ。」


世子様・・・。私は、一日お顔を見られないだけでこんなに淋しいのに・・・

世子様のバカ・・・


もし・・・もし、世子様が私を側室にと望んで下さったら・・・

お母様は、宮中に上がっても決して決して世子様のお情けを受けぬようにとおっしゃったけれど・・・

胡蝶や。これだけはくれぐれも申しておく。

女官としての領分を守って、決して世子様のお情けを受けるようなことのないよう、身を慎むのじゃ。

目立たぬようにしていなされ。

万が一、ご寵愛を受けるようなことがあっては・・・。

一時は良い。したが、後ろ盾のないものが永く宮中でときめいた事などないのよ。

権力の魔性に、子どももろとも命をねらわれるのは必定。それが、世の常なのじゃ。

そなたを権力争いの只中になど置きたくはない。わかったな・・・



母上様・・・

私は、妃の地位など望んでおりませぬ。

ただ・・・世子様のお側に居りたいのでございます。

もしも・・・もしも、世子様が側室にと望んでくださったならば・・・母上のお言いつけを私は破ってしまうかも・・・しれません。

私は、嫁ぎたくなどありません。

一人身で朽ち果てようとも、世子様のお側に居とうございます。

世子様をお慕いしているのでございます。母上・・・申し訳ありません。


胡蝶は涙を拭いて文机を出すと、墨をすり筆を取った。

なんと認めよう・・・

初めての恋文だった・・・




いますぐに 駆けていきたい それなのに
            あなたは遠い 雲の上の人


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2013年05月29日06:07


2015.3.7 追記
胡蝶はイ・ガクを何とかしたいために登場させたドラマには設定されていない人物です。
名前をどうするかものすごく(私としては)考えたのですが、いかんせん韓国風の名前というのが思いつかず日本的な名前になってしまいました。

それぞれの時 においては胡蝶は重要人物なのですが、それなのにこの扱い・・・手抜きでございます。とほほ・・・

このところまた更新が滞っております。
そろそろガクと胡蝶を何とかしないと・・・(テギョンなんぞを見始めてしまいまいたから・・・今のところ、スリーデイズの2次は書く予定はありませんが。)
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